介護の難しいところ
介護は難しい。
ありとあやるゆるしがらみが、介護を難しくする。介護ストレスという言葉も存在する。
しがらみの無い、職業介護人なら割り切れるだろう問題が、身内ならば難解なこととして降り注ぐのだ。
とくに認知症が家族に与える問題は大きい。壮健なころの姿を知っているからこそ「なぜそんなことになった」と理不尽さに憤ってしまう。
CMで「がんばらない介護」と、介護を助ける品々が放送される。
大手の薬局に行けば、誤食を防ぐものから介護食品そのもの、衣類に小さなグッズまで、介護関係のものが所狭しと並んでいる。
ある女優が「介護のつらさは、報われないことだ」と言っていた。
「つらいけれど、つらいことがなくなるときは、他界するとき」と、涙ながらに語っていた。
同じく手のかかる子供はいずれ大きくなり、憎まれ口をたたいたり手を貸してくれたりする。だが、老人介護でそれは望めない。少しづつ手のかからなくなる幼児とは反対に、だんだん自分への負担が大きくなる。
介護は、非常に由々しき問題であるが、私には解決策が思いつかない。
院を増やし老人の入居率を高める、なんて簡単に言うが、あと10年もすれば老人の数は減退する。その際その職場で働いていた人はどうすればいい? 国に推進されて福祉の道に進んで、国にしっぺ返しをされることになる。
介護は難しい。
メンタル的には、現実的にも。
いえるのは、それだけです。
2008年10月14日|
カテゴリー:介護ブログ




